MODERN RECORDS 1号店

PAUL DAVIS-『REGGAE KIND WAY/O'LL GO CRAZY』　1977年

６０年代から活動をしていた米国シンガーソングライターの７０年代中期作品で、南部地域の泥臭いスワンプサウンドでレゲエに挑戦した意欲作品、ＰＡＵＬ　ＤＡＶＩＳ－『ＲＥＧＧＡＥ　ＫＩＮＤＡ　ＷＡＹ』のＵ．Ｓ．オリジナル７インチ。 　

アトランタ南部の泥臭いサウンドをテーマにした１９７６年のマイナーノンヒット・アルバム、”ＳＯＵＴＨＥＲＮ　ＴＲＡＣＫＳ　＆　ＦＡＮＴＡＳＩＥＳ”からのシングルカットで、アルバムもシングルも全くヒットしなかった希少作品。　ＡＯＲ／メロウ系のヒット曲を多数残している大御所ですが、『Ｉ’ＬＬ　ＧＯ　ＣＲＡＺＹ』のＢ面という事で、ほとんど話題にならなかった作品です。 　

このシングル『ＲＥＧＧＡＥ　ＫＩＮＤＡ　ＷＡＹ』は、ＥＲＩＣ　ＣＬＡＰＴＯＮの南部産スワンプレゲエ『Ｉ　ＳＨＯＴ　ＴＨＥ　ＳＨＥＲＩＦＦ』に触発されたレゲエ挑戦作品で、ＢＩＬＬ　ＷＹＭＡＮにも通じるロックテイストの作品。　ジャマイカンの大好きなスワンプ臭さが最高で、ＡＯＲ／メロウ系の曲しか聴いた事が無い方にはかなり新鮮かと思います。　ジャマイカン・レゲエでは存在しない、レゲエでもロックでも無い中性的な感覚が面白いです。　盤質：ＶＧ＋＋．